現行車で最もセクシーで安全なセダン・ボルボS90の魅力とは!?遂に日本でも導入!!
VOLVO(ボルボ)のフラッグシップS90が遂に日本でも導入されました。
間違いなく今一番ホットでセクシーな一台です。
このセグメントは、メルセデス・ベンツ EクラスやBMW 5シリーズ、アウディA6などのドイツ車勢やジャガー XFなどがいる強豪ひしめく激戦区。
これらの競合車と比較しても欲しいと思えるセダンなので、その有り余る魅了を紹介していきます。
これがVOLVO(ボルボ)!?色気ムンムンなエクステリア
ボルボに真四角でダサいけど堅牢というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。それは過去の話、最近のボルボは何と言ってもデザインに力をいれています。
ヘッドライトは北欧神話由来の「トールハンマー」を模したT字型のLEDヘッドライトを採用しシャープで精悍な顔つきに。テールランプはブーメラン型にすることで未来を感じるデザインになりました。
ライバル達と差をつける内装
S90/V90はシンプルでありながら豪華な内装に仕上がっています。
特徴的なウッドパネルはかなり高級感がありますね。
新しい車におさえておいてもらいたいポイントは全て網羅。
メーターパネル全面を液晶ディスプレイで構成し、センターには大型のディスプレイを配置するなどトレンドを余すことなく詰め込んでいます。
現行車のS60やV40はボタンがたくさんあり今では古臭い印象になっています。S90はそういった古臭さを全面刷新。ボタンが最小限の数になっているのがわかると思います。
内装全体がすっきりして洗練された印象を受けます。
ボルボS90は現在もっとも安全性の高いセダン
メルセデス・ベンツのEクラスが最新の先進安全技術を搭載したのは記憶に新しいですがvolvoS90はそれに匹敵する、もしくはそれ以上の安全装備を詰め込んでいます。
今では当たり前となったACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や外側の死角を監視するBLIS™(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)などのほかに、最先端の技術が目白押しです。ACCを応用した前走車がいない場合でも単独走行を実現しました。
自動ブレーキの夜間での性能の改善
注目すべきは自動ブレーキの夜間での性能のアップ。
自動ブレーキは各社当たり前のように装備されている時代ですが、実は夜間が弱点でした。
暗闇での画像解像度を向上させたカメラと先進ミリ波レーダーによって制度は大幅に向上しました。
交差点内で右折時の監視
交差点内で右折する際、対向車の動向を監視し、衝突の危険を検知するとブレーキングするインターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)と呼ばれる機能を搭載。
交差点での安全装備を導入したのはボルボが初めてです。
その他にも道路から逸脱を防止する機能や自動駐車などありとあらゆるテクノロジーがこの一台に集結しています。
間違いなくいい車だが価格面で劣るか
残念なことに車両本体価格は¥6,440,000〜と割高感がいなめない設定に。
ボルボはプレミアムの方向へ舵を切りましたが、価格面で競合車と互角ではなかなか選ばれにくいというのが現状でしょう。
実はこのvolvoS90、欧州では半年前から導入されていた車種でして、欧州では約510万円(47,945ドル)で販売開始というニュースを聞いていました。
それを考えると日本ではオプションてんこ盛りとはいえ644万円からというのは高い気がします。
510万円での発売だったら間違いなくEセグメント市場で一番のコストパフォーマンスを誇る車種になれたのですが...
ボルボS90/V90は買いか?
エクステリア・インテリアともに高いレベルであり、安全性能は現行車の中でトップクラスということでかなりいい車であることは間違いありません。
ただメルセデス・ベンツEクラスやジャガーXFと比べたとき、ボルボのブランド力が足かせになる気がしますね。このクラスだったらやはりメルセデスのEクラスを選択する人が多いのではないでしょうか。
注目なのはこのあと登場するであろうS60やコンセプトも発表済みのS40がどれだけ魅力を引き継げるかということ。
ボルボは内装のデザインや安全装備を共有することが多いので、S60や発売が期待されるS40は完成度の高い車種になりそうです。
そういったことも含めボルボS90とこれから刷新されていくボルボシリーズに目が離せません。