バイトリーダーに物申す
去年『意識高い系』という言葉が大流行しましたよね。
当時は意識が高い人をバカにする風潮は良くないなと思っていました。
『本当に意識が高い人』と『意識高い系』は違うみたいな意見もありますが、実際のところ区別が難しいし、ポーズから入るというのも大切だなと思ったり...
でも意識の高いバイトリーダーだけはやっぱりよくないなと。
なんでこんなことを書こうかと思ったかというとわたしの彼女が現在フリーターでまさに意識の高いバイトだからです。
そこでなんで意識の高いバイトリーダーがダメなのかを書いていきます。
バイトリーダーの生態
バイトリーダーってなぜだか知りませんが、「俺がいないとバイト先がダメになる」みたいな意識をもっています。
はっきり言おう。
君がいなくてもバイト先は潰れない
というより誰か一人が抜けて潰れる会社なんてほとんどない。悲しいことに正社員ですら一人抜けようがなんだかんだで会社は回る。もし一人抜けて潰れるような会社があれば、そんな会社は遅かれ早かれ潰れる運命だったともいえる。
とにかく何の責任も負っていないのに無駄に責任感だけは強い。これがバイトリーダーです。
そういう自分がいないとダメみたいな感覚が彼らの自尊心を満たしています。
バイトリーダーよ。プロならお金をもらえ
プロ意識を持っているバイトリーダーがダメな理由はすべてはこの一言に集約されます。
与えられた労働に対して責任感を持ってやることは美徳とも言えるかもしれません。
わたしの彼女はアルバイトなのに残業とか言って無賃金で資料作りをしています。
いわゆるサービス残業です。
で、バイトならそんなことする必要ないと言っても「私はアルバイトだけど、しっかりやる。仕事だからやるべきことをやるのは当然でしょ」みたいなことを言い出します。
そこでなにが問題なのか考えたんですが、「お金をもらっていない」この一点が大問題なんです。
こういう態度はお金や仕事を舐めている
お金なめんなよ!!労働なめんなよ!!自分の人生の時間なめんなよ!!
もし自分のやっていること、アルバイト業務に誇りをもってるならそれでもかまわないよ...
でも、本当にプロの自覚があるならお金はもらおうよ。
なぜだかわかりませんが、お金をもらうことをよくないことだと思っている人がたくさんいます。
でもお金をもらうことは別に悪い事でもなんでもありません。
むしろお金をもらわないことは悪そのものです。
コンビニに行ってもファミレスに行っても店員さんは時給900円でみんなニコニコしています。
もう怖いよ。
「お金をもらっている以上プロ」が暴論すぎる
「お金をもらっている以上プロだろ」ってアルバイトに怒鳴っている人がいました。
いきさつは知りませんが...んなわけあるか
時給900円の奴に誠心誠意仕事しろとか無理だろ。
適正な賃金なんてあってないようなものだけど、最低賃金で働いている人に求めれることは最低限のことだということを認識する必要があると思います。
「お金をもらっている以上プロ」ではなく「適正なお金をもらってこそプロ」だということに気づきましょう。
プロ意識が高いバイトリーダーに一言いいたい...プロ意識持てよ
プロならさ、お金もらおうよ。
こういう低賃金で上質な労働を提供するバカがいてもいいじゃんって思う人もいるかもしれません。
実際好きでやっている人も多く、自分がいないとダメみたいな感覚で自らの自尊心を満たしているためwinwinな気がしなくもないです。
お金以上にバイトリーダーはかけがえのないものを得ているとも言えます。
でもそれでいいのか!?
こういう低賃金で本気で働く人が増えたら、全労働者に影響がでます。
全労働者の賃金上昇のためにもバイトリーダーはお金をもらってくれ。
わたしの給料が少ないのはバイトリーダーのせいだと言っても過言ではない。うん、そうに違いない。
もし本気で働きたいなら、自分の労働に見合った賃金をだすところで働くべきです。
適正な賃金というのは難しい問題ではありますが、あなたが本気の労働を提供するというのであれば一時間900円では足りないでしょう。
*画像はすべて: 地獄のミサワの「女に惚れさす名言集」より使わせていただきました