あまり音楽は聞かないんですが月に一回TSUTAYAでアルバム4つくらい借ります。
その程度なんでそんなにバンドを知っているわけではないです。
そんなにわかもいいとこな私がおすすめするバンドthe mirraz(ザ・ミイラズ)を今回は紹介したいと思います。
ロックはなぁ怒りなんだよ
大学の講義中にいきなり教授が言い始めたんですが、その教授曰く「ロックは怒り」らしいです。
教授:ロックバンドってのは怒ってなきゃいけない。怒りなきところにロックはない。昔はいろんなロックバンドが世界の平和を願う気持ちや混沌とした世界に対する憤りを歌ったんだよ。ジョン・レノンの『イマジン』聞いたことあるか?
今のこのご時世、平和を歌っている日本の若手バンドっているのか?ロックはなぁ...続く
いや、これアメリカの歴史とかなんかそういう講義だろ...ロックで90分行くのか...
と思いながらも熱心な教授に感銘を受けた記憶があります。そんなにロックに精通しているとは思えないその教授もなにか熱い思いをもってその講義を行っていました。
教授:君!!なにかいつも怒ってそうな顔をしているな。
私:は、はい?!
教授:最近いいバンドはあるかね
私:the mirraz(ミイラズ)ですかね
教授:ふむ。そのバンドは怒っているか
私:う~ん。たぶん怒っています。
教授:ならば、ロックだ
なんだこいつYAZAWAかよ
それ以来the mirraz(ザ・ミイラズ)は私のおすすめバンドだし、最高にロックだ。
その講義はGreen Day (グリーン・デイ)の『Wake Me Up When September Ends』を取り上げ解説するというものでした。この歌を聴いたことはあったのですが9.11を歌ったものだとは知らず驚きました。
the mirraz知ってるって方も私のおすすめする理由を聞くと新しい印象を持つかも。
ちなみにその講義の単位は落としました。
ロックだろ?
めちゃくちゃその教授に怒っている。
ロックだろ?
壮大な歌詞ってそんなに好きじゃない
なんか愛とか世界平和とか大きな視点で書かれた歌詞ってそんなに好きじゃないんですよね。そういう壮大な視点で怒っていてもなんだこいつってなっちゃうんですよね。誰だよおまえみたいな...
関係ないけどTSUTAYAのポップでカタルシスを味わえみたいに書いてあるやつだいたいクソ。カタルシスってなんだよ。わかる言葉で書いてくれ。
教授の言うように怒りがロックだとすれば、身近なことへの憤りや怒りを歌っているthe mirraz(ザ・ミイラズ)はかなりロックですよ。
なんか妬み僻みみたいなのが多くてめちゃくちゃ共感できますし、メジャーになってからはちょっと明るい感じになってより万人受けしそう。いや、しないか...
妬み全開でよろしい。
どんだけ斜に構えて絶望してんだよって感じがすごく好き。
世界って素晴らしいよね。愛って最高みたいなのは他の奴らがやるからさ。the mirrazはこれでいいよ。
しかも巨大な社会とかあるのか実態すら把握できないものに文句言うじゃなくて身の回りの些細な事にキレてるのがGood。
顔面のコンプレックスが強いのか顔面についてグダグダ言う感じとか最高。
普通年取るとなんとなく受け入れちゃうようなことにずっとウダウダいってる感じが至高。
Arctic Monkeysの影響を受けているらしいです。実はArctic Monkeysあんまり好きじゃなかったり...
でもやっぱりいいよthe mirraz。
【the mirraz】が最高に薄っぺらくて神
「the mirraz 嫌い」で検索したらヤフー知恵袋が検索1位に引っかかります。
その内容がこちら
The Mirrazって言うバンドって、そんなに人気あるんですか?
いま、Mステで見たんですが、歌詞も薄っぺらくて、あまり内容がないし、ただ言葉を羅列してるだけって感じで、あまりパフォーマン
スが響いてきませんでした。
ボーカルもかっこよい(顔だけじゃなくてなんか、雰囲気も)訳じゃないし、何がそんなに人気なんでしょうか?
出典:ヤフー知恵袋
どんな感想を持つのも自由ですからね。
まあ、はじめて聞いた人とか希望に満ち溢れた人には届かないのかな。
コンプレックスまみれで普段文句だらけな私には超刺さるんですけど。
「ボーカルもかっこよい(顔だけじゃなくてなんか、雰囲気も)訳じゃないし」とか辞めてあげて。本人が気にしてるか知りませんが、コンプレックス丸出しの歌たくさん出してるんで。
でもこれだけは言わせて。歌詞が薄っぺらいからって、内容がないとは限らないぜ。
歌詞が壮大でなんか深そうなこと言ってても中身ないな~ってことのほうが多くないです?
the mirrazってほんと薄っぺらい。ガキの文句みたいな歌詞。
この知恵袋の言うとおり。
でも怒ってる。社会のこととか顔面のこととか。憂いてる。愛のこととかその他もろもろ。
ニヒルっていうんですかね。皮肉が効いてる。
クソみたいな社会にクソみたいな視点で毒吐いてる。
ほんとちっぽけ。影響力も微々たるもの。でもキレてる。
それでも歌で世界変えたいなってキレてる。
それが最高にかっこよくて、最高にクール。
それが the mirraz
われらが the mirraz
the mirrazの神曲たち
ファンにどの曲が人気とか知らないので完全に自分の超私的な視点でおすすめ曲を発表します。
なんでもない、なんでもない
なんでもなくないんだな~めっちゃ気にしてるな~っていう歌
どんだけネガティブなんだよ。前半、僕は消えた方がいいよね的なテイストで進んで最後やっぱ頑張りたいってなんだよ。わがままか。
でもやっぱりこの曲いいな。私のスタンスがまさにこれ。
どうせ私なんて...でも絶望するにはまだはやいよなぁぁぁあ。
オーライ オーライ
これはひどい。もうなんの救いもない曲
「 望んでもない顔に生まれたのもきっと自分のせい」とかやめて。
「貧乏な家に生まれたのも自分のせい」ってやめて。
悲しい。悲しすぎる現実への怒り。すごいパワーだ。これでこそthe mirraz。
ふぁっきゅー
ふぁっきゅーだよ。もうなにもかも。
やっぱロックバンドなら愛とか語る前にセックス語るよなあ。
ほんと世の中ふぁっきゅーだよ。
狂ってる。クソくらえ。
でも最後がいい。最後聞いて欲しいです。
ほかおすすめ多数ですけど長くなりそうなので以上
まとめ
the mirrazってバンドが最高にロックでかっこいい