Google AdSenseの審査基準が都市伝説化してきている
「Google AdSenseを導入してがっぽり儲けちゃおうかな」というのはブログを始めた人は誰もが思うことではないでしょうか。
もちろん私もそれに溢れることなく金の亡者と化しました。そこでブログ開始から10日目にGoogle AdSenseの審査申請しましたが今日ダメだってメールが届いたんです。
Google AdSenseの審査の前に審査基準についてはいろいろ調べたんですが、それぞれのサイトで三者三様なことが書いてあってどれが正しいんだろうなと思っていました。ですが、いままで書いた記事を変更するとなると(現在18記事になり)結構面倒なのでそのまま申請を出したら、審査に落ちました...
審査に落とされることについて落胆する気持ちはもちろんあります。
だけど問題なのは、過去の結果じゃなくて次の行動だろ?
といつもはカッコつけてるんですけど、
いや。きついよ...
届いたメールの全文です。
このたびは Google AdSense にお問い合わせいただきありがとうございました。AdSense スペシャリストがお申込み内容を確認したところ、プログラムの条件が満たされていないことがわかりました。プログラムのご利用を承認させていただくことができません。
Google では、サイト運営者様だけでなく広告主様にとっても AdSense プログラムが有益なものとなるよう、一定のポリシーを設けております。Google はすべてのサイト運営者様に対し、審査結果に基づいてお申込みを却下する権利を有しています。今後、より多くのサイト運営者様に、より幅広いウェブサイトのコンテンツにおいて、Google Adsense プログラムをご利用いただけるよう努力してまいります。
この決定の具体的な理由に関するお問い合わせにはお応えいたしかねますのでご了承ください。何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
なにやら長い文だな
*この決定の具体的な理由に関するお問い合わせにはお応えいたしかねますのでご了承ください。何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
えっ
どこ直せばいいんだよ...
つまり「お前のアドセンスの申請は却下だけど、理由は教えられないからな。自分でググって考えろよ」ってことみたいですね
なんか理不尽な上司みたいやな...
もったいぶらずに教えろよ。ゴラァァ(心の声)
オホン。心の声が漏れてしまいました
Webを統べるGoogle神にそんな不敬なこと思うわけないです。黙って自分で調べます。いや、調べさせてください!!
真偽不明のGoogle AdSense審査基準の都市伝説達
で、調べてみました。
比較的よく目にするのは
・審査中は毎日更新するべき説
・1000文字以上の記事を10本以上用意するべき説
・画像は貼ってはダメ説
・リンクも張ってはダメ説
・アダルト・ギャンブル・お酒はNG説
・ブログの日数がまだ少ない説
一応更新頻度としては問題なさそうです。
記事数がどうのとかは本当にいろいろな記述があって、日記みたいなものが5個あればいいといっている人もいれば価値のあるコンテンツとなる記事を10個は必要など情報が錯綜しています。申請時で18記事でしたがこれでも足りないのか?
画像を張るのダメ説に関しては結構な方が画像があっても大丈夫だったと報告しています。私のブログにはフリー素材からとってきたものや、公式サイトからたくさん引用して画像めっちゃ張ってました。
リンク張ったらダメ説も多くの方が否定していて、真偽不明です。私のブログでは画像の引用元としてガンガンリンクを張っていました。
アダルト・ギャンブル・お酒はNG説、これはAdSenseの規約にも書いてあって、Google AdSenseの審査に合格し利用しているユーザーが警告を受けたりしているので絶対ダメです。ただどこまでの表現がダメなのかわかりません。
私のブログにはアダルト・ギャンブル・お酒に関する記事は一つもなかったんですが『SEOってなんですの?その後下ネタ(詳細不明)』のようなしょうもない記述をしていたこともありそれが引っかかったのか?考えにくいことですが...
ブログの日数不足説については10日目で申請したこともあり少ないかもしれませんが、『3日で審査に合格する方法』とかいうブログもあり3日で審査に通るなら10日で通らないわけがありません。
Google AdSenseの審査基準が都市伝説化してきている理由
これは単純にGoogleが審査に通らない理由を不合格者に伝えていないからです。
不合格だった人たちは勝手に試行錯誤して改善と思われることをして再申請します。
そして審査が通った場合は自分の変更点をブログに書きます。その変更が有効だったかは、誰にも知りようがありません。画像を全部消してみて審査が通ったと言っている人も、ただコンテンツ不足だっただけかもしれません。なにが作用して不合格だった人がGoogle AdSenseの審査をパスしたのかブラックボックス化しています。
それがこの審査基準都市伝説化の原因です。
注意しなければならないのはこの審査基準は日々変わっているということです。
インターネット上には新しい情報もあれば古い情報もあります。Google AdSenseなんて日記的な価値の低いと判断されるものでも簡単に通るという情報もあれば、それは過去の話で現在はもっと価値あるものがある程度のボリュームでないと厳しいという情報もあります。それを自分で取捨選択していかなければなりません。
この審査はAdSense スペシャリストがしたらしいです。AdSense スペシャリストがいったい何者か知りませんが、最後は人が確認していると考えるのが妥当でしょう。人は機械ではないので、やはり厳密な審査基準を設けていても人が審査するなら差がでて当然です。ですから私たちの受け取る審査結果も絶対的なものとは言い難いのかなと考えています。もちろんダメなものはダメでしょうが。
結局私はこうした
やっぱり何度も審査に落ちるのは嫌だったので、都市伝説の一つ一つ丁寧に対応しました。画像は自分のスクリーンショット以外全部削除。引用やそれ伴うリンク削除。不適切と思われる記事非表示。エッジの効いた下ネタ削除。
これで完璧でしょ。
そんなわけで再申請出しました。
追記
謎の審査基準にどう対処して何を信じればいいか
先日無事にGoogle AdSenseの審査に合格しました。結局何が原因で落ちていたのかわかりません。特に書いていることのクオリティを上げたとかもないです。時間は経ったので、もしかしたら時間が必要だったのかもと思っています。
ご存じの通りGoogle AdSenseの審査基準は明かされていません。
ですので本当のところは誰にもわかりません。そこで情報をどう取捨選択していけばいいかのヒントを書きたいと思います。
新しい情報を信頼した方が良い
これは間違いないと思います。おそらくGoogle AdSenseの審査基準はこれからもっと厳しくなると思います(これもただの予想に過ぎませんが)。ですので過去はめちゃくちゃ簡単でしたというような情報には惑わされないでください。3記事で申請が通るとかはありえないと思います。過去の話です。
基本的にGoogle AdSenseが貼ってあるブログのしていることはできると思います。画像を貼ったりリンクを張ったりすることはブログを書いていれば当たり前の行動なのでそれが原因で落ちることはないでしょう。
ぜひこのブログや他のブログを見て線引きを研究してみて下さい。
そういえばメールの最後に『今後ともよろしくお願いします。』って書いてありました。
こういうのは定型文で悪意はないんでしょうけど、お祈りメールもらった時と同じ気持ちになりました。こういう拒否しといて今後ともよろしくってなんだろう...
『都合のいいお友達メール』って命名しました。
機会があれば掘り下げていきたいです。
その後なんやかんやで稼いでました