このアニメ映画がすごい!!アニメ映画のおすすめランキング発表します
『君の名は』観ましたか?
『君の名は』の大ヒットによりアニメ映画に興味を持つ人が爆発的に増えたのではないでしょうか。
わたしはアニメ映画ってすごいコンテンツだと思っています。ハリウッド映画などに引けをとらない日本が誇る娯楽です。
ディズニーピクサーの作品も良いですけど、やっぱり日本のクリエイターたちもすごい!!
そんなわけで超おすすめなアニメ映画を紹介したいと思います。
今回はディズニー・ピクサーやジブリ作品は除外しています。
第9位 イヴの時間
未来、たぶん日本。
ロボットが実用化されて久しく、
人間型ロボットが実用化されて間もない時代。高校生のリクオもアンドロイドを便利な道具として利用していた。ある時、自家用アンドロイドのサミィの行動記憶の中に奇妙な言葉が含まれている事に気づく。
親友のマサキとともにサミィの足跡をたどると、そこには「人間とロボットを区別しない」というルールを掲げた奇妙な店が広がっていた…。
わたしはアンドロイドです。人間ではありません
静かで地味な作品ではあるものの面白い!!
短編をつなぎ合わせて一本の映画にしているので全体的にこじんまりした作品ですが、いい作品です。おおげさな壮大な展開になることはないんですが、アンドロイドと人のふれあいを通じて感動します。
第8位 スカイクロラ
永遠に生きることを宿命づけられた“キルドレ”と呼ばれる子どもたちが暮らす、もう一つの現代で、彼らは“ショーとしての戦争”で戦闘機に乗って戦っていた。戦うことで生を実感する日々を送る中、元エースパイロットの女性指揮官・草薙水素(菊地凛子)と基地に赴任してきたエースパイロット・函南優一(加瀬亮)が出会う
もう一度、生まれてきたいと思う?
もしかしたら原作ファンはあまり好きではないかもしれないです。
私も原作を読んだ後に見たので多少の違和感はありました。あとCMやってた時やたらと綾香の歌が流れていたんですけどまさかのエンドロールに流れるのみでした。
押井 守が結構好きなので、ひいきめに見てしまっている部分もありますが原作をよりエンターテインメントにした部分では評価したいですね。
原作を読んでいない人は純粋に楽しめると思います。
第7位 人狼 JIN-ROH
強引な経済政策によって失業者と凶悪犯罪が急増した首都・東京。政府は反政府勢力掌握の為、“首都警”と呼ばれる治安部隊を設置する。その首都警の一員である青年・伏一貴は、闘争本能のみで生きる一匹の“狼”の様に一切の感情を切り捨て、自分を律してきたが、一人の女性・雨宮圭と出会い、運命のように惹かれ合っていくが…。
押井 守の凄さが詰まった名作
続けて押井 守作品がランクイン
少し古いですが今でも見れる作品だと思います。
登場人物の描写とかはさすが!!押井 守作品の中では一番好きなのでぜひ見ていただきたいです。
第6位 涼宮ハルヒの消失
2009年日本映画。主人公キョンはSOS団のクリスマスパーティの準備をしていた。12月18日の朝、通学路でキョンはクラスメイトの谷口と会うが、昨日まで元気だった彼が風邪を引いている。話もかみ合わない。その後、クラスに行くと、本来自分の後ろに座っているはずのハルヒがいない。
相談のため、キョンは部室へ長門に会いに行く。すると、そこにいたのは、いつもと様子が異なる「普通の女の子」である長門の姿だった。一体、何が起こったのだろう。果たして、キョンは元の世界へ戻れるのだろうか?
エンドレスエイトの苦痛を知っているからわかる長門の痛み
ランクインさせようかかなり悩みました。アニメ映画ってそれを見るだけで楽しめるのが良さでもあるので。
でもどうしてもこれを入れたい。入れずにはいられない。
テレビアニメの劇場版ってだいたい地雷ですよね。作るのが難しいんだと思います。ただ、コレはね...すごいよ。ホント
テレビアニメ涼宮ハルヒシリーズを見ていないと100%楽しめません。エンドレスエイトを作ったスタッフを許せるようになる作品
第5位 カラフル
突然現れて当選を告げる天使の計らいで、死んだはずの“ぼく”の魂は、自殺してしまった少年・真の体に“ホームステイ”をすることに。現世に戻る再挑戦のため、真としての生活を始めた“ぼく”は、やがて真が自ら死を選んだ理由を知る。そんな中、“ぼく”は現世に戻る再挑戦をすることの本当の意味を考え始めるが…。
ただいま、さよならした世界
感動。
原作を読んでいる方も多いのでは。原作を見事に映像化した作品。
原作のプロットがよくできているので間違いないできです。作画も美しくこちらも評価できる点。声優に難ありと思う方もいるかもしれませんが、それも含めてこの映画の作風かなと思います。
驚愕のラストをぜひ体感してください。
第4位 パーフェクト・ブルー
世界中の映画祭で絶賛された本格サイコサスペンスアニメ。
アイドルグループを脱退し、新人女優として活動を始めた未麻は、自分の意向とは裏腹に舞い込む、過激なグラビアやTVドラマの仕事に戸惑いを隠せない。だが、彼女の周囲でその関係者を標的とした殺人事件が次々と発生し始めて…。
あなた誰なの?
今敏最高。『パプリカ』や『東京ゴッドファーザーズ』などなど名作を多数生み出しています。でも今敏の作品なら何と言ってもコレ!!
アイドル×ネット×サスペンスをいち早く取り入れ、未だに横に並ぶ作品なし。今ではネットなんてものは身近ですがその当時まだそこまで作品にインターネットの要素を取り入れているものはありませんでした。
サイコスリラーというアニメ映画では希なジャンルの作品。少しアニメ映画の趣向を変えたい方におすすめ。
今敏...偉大な監督だな。
第3位 秒速5センチメートル
小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。
そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。
3本の連作アニメーション作品。
どれほどの早さで生きれば、また君に会えるのか
ついに新海誠だあぁぁぁあ。
『君の名は』で一躍有名になりましたが新海誠ならやっぱり『秒速5センチメートル』
大抵の映画ってのはラストに向けて盛り上げるためにどんどん壮大な感じになるのが常であり、宿命でもあります。
この作品が凄いのは、ずっと静か。 大袈裟なクライマックスになるわけでもなく静かに終わる。日常を切り取ったような映画。だからこそ、こんなに心打たれ、涙する。新海誠すごい。
第2位 サマーウォーズ
小磯健二は高校2年生。あと一歩のところで数学オリンピックの日本代表に選ばれなかった彼は、友人の佐久間とともに”仮想世界 OZ”の中でメンテナンスのバイトをしながら夏休みを過ごしていた。
そんな健二だったが、先輩の篠原夏希に誘われた「夏希と一緒に田舎に行くバイト」に手を挙げたことから、彼の夏休みは予想外の方向に向かっていく。参考:映画「サマーウォーズ」公式サイト
よろしくお願いしまぁぁぁす!!
圧倒的エンターテインメント。
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』をより万人受けする形にしてブラッシュアップした作品。夏の映画でこれを超える作品は私が生きている間はでないだろうなあ。それほどまでに完成された作品。
細田守は本当に面白い映画を作りますね。
キングかずま他、魅力的なキャラクター多数でどこまでも飽きさせません。「よろしくおねがいしま~す」などの名言も多数あり。
ぎゅっと詰まった作品でハラハラドキドキが終わるまで続きます。
第1位 時をかける少女
高校生の真琴は自転車で遭遇した踏切事故をきっかけに、過去に遡ってやり直せる力“タイムリープ”能力を手に入れ、自身や友人の恋騒動を巡り奔走する。
まこと...俺と付き合わね?
どれを1位にするかとても悩みましたが、細田守作品である時をかける少女を1位にしました。
せつない。これが青春なのか。
見ていて面白さもあり、感動もあります。そして高校生の閉塞感というか圧迫感みたいなものが作品中にあり、せつなさ倍増。
見事、原作を映像化しそして細田守流のエンターテインメントに仕上げた最高傑作。
堂々の第1位です。
夏映画最強は『サマーウォーズ』と言っておきながら矛盾した選出になってしまいました。『時をかける少女』は夏とか関係ないですからね。うんうん。
王道の作品でいえばディズニーピクサーが本当にいい映画を作るんですよね。
ただこういう切ない繊細な作品は日本のアニメ映画じゃないと表現できないんじゃないかなと思います。そういった意味でも『時をかける少女』がナンバーワンです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
『サマーウォーズ』を1位にしようか最後まで迷いましたが結局『時をかける少女』にしました。細田守って本当にいいんですね。
これを越えてくる映画がまだまだでてくると思うとワクワクしますね。
エンターテインメントとしての王道作品も好きなのですが『パーフェクトブルー』のような暗い作品も好きなのでこういった作風の監督が出てきてくれたらなぁ。
『君の名は』のヒットでますます盛り上がりそうなアニメ映画業界。2017も目が離せません。
よきアニメ映画ライフを!!