新型【スズキ】スイフトがフルモデルチェンジを発表!!充実の安全装備でこの価格!?
スズキは12月27日新型スイフトを発表しました。
1月4日には発売がスタートされる予定です。そして新型スイフトスポーツは2017年3月に発売見込みです。
今回のフルモデルチェンジの感想ですが...
すごい
この一言に尽きます。エクステリアはかなりカッコよくなりましたね。横のスタイリングはミニクーパーっぽさもあり、フロントはデミオに似ていると言われているようです。そんなにデミオっぽいとは思いませんが、似てなくもないかなという印象。
そして安全装備の充実っぷりもかなりすごいです。低価格車にここまで安全装備が付く時代になったかと思うと感慨深いですね。
車重が120kgも軽量化されたことにも注目です。
価格はスイフトが1,343,520〜1,713,960円。スイフトRSが1,594,080〜1,800,360円とリーズナブル。
それでは新型スイフトの魅力を見ていきましょう!!
新型スイフトは先代の悪い所をなくした完璧なエクステリア
先代のスイフトっていい車ではあるものの外装にオタク感が漂っていました。「theスズキ」といたエクステリアで好みが分かれる感じでした。
でも今回は違います。新型スイフトは文句なしに誰もがカッコいいと思うエクステリアに仕上がっていますね。
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フロントフェイスはシンプルにカッコいい。フルモデルチェンジ前と比べてみてください。かなりの進化です。(上画像は先代のスイフト)
シャープな顔つきですが最近のトヨタ車のような威張った感じもない。やわらかい顔つきです。
エクステリアで注目すべきは顔だけじゃないです。新型スイフトがカッコいいのは横!!
かっこいい!!
ここまでできるのかスズキは...スズキの底力見せてもらいました。
お尻も及第点でしょう。少しランプが古臭いかなという気もしなくはないですが、トータルでみるとかなりカッコいい車に仕上がっているのではないでしょうか。
内装もかなりのグレードアップ
内装もかなり今っぽく進化しました。特に大きめのセンターパネルはどの車も採用していて、スイフトももちろん採用しています。
メーター付近はマルチインフォメーションディスプレイの採用で安っぽさを感じない仕上がりに。
全体的に洗練された印象になりました。
室内空間は広そうです。全体的にグレードアップしています。
そして何と言っても「Apple CarPlay」、「Android Auto」に対応は見逃せません。
通話・音楽再生・メッセージなど、スマートフォンの様々な機能をナビ画面で操作できます。また、音声認識機能を使って操作することも可能ということで今では必須装備となりました。スイフトの購入者は若い方が多いと思いますのでここは外せません。
ツボをしっかり押さえている室内空間となっています。
リーズナブルな車とは思えない安全装備の充実っぷり
最近の車はどの車種もかなり安全装備を充実させていますが、スイフトもその波に乗っています。以前は歩行者を検知する自動ブレーキなんていうのは上位車にしかついていませんでした。ここまでリーズナブルな価格の車にもこれだけの安全装備がつくのかと驚いています。
では一つ一つ紹介していきます。
「デュアルセンサーブレーキサポート」
単眼カメラ+レーザーレーダーを使用した自動ブレーキシステムです。
日常でだす速度域のほぼすべてをカバーしており、各社自動車メーカーが出しているものと遜色ないでしょう。
まだまだ歩行者を検知する自動ブレーキは普及段階で、ついていない車種も多数あることから、新型スイフトについたのは歓迎すべきことです。
スイフトを皮切りにどんどん自動ブレーキが付く車種が増えて欲しいです。
この単眼カメラ+レーザーレーダーを使用してその他安全機能も実現しています。
誤発進抑制機能
誤ってアクセルを強く踏むと、エンジン出力を最長約5秒間制御して急発進・急加速を抑制すると同時に、ブザー音とメーター内の表示・表示灯によって警報。駐車場などでの操作ミスによる衝突を回避するというもの。こちらは最近踏み間違い事故の報道が増えていますので万が一のためにいいですね。
車線逸脱警報機能
約60km/h~約100km/hで走行中、車線の左右区画線を検知し、進路を予測。前方不注意などで車線をはみ出すと判断した場合、ブザー音とメーター内の表示・表示灯によって警報を発するといもの。こちらも今では定番の装備となりましたが、新型スイフトにももちろんついています。
この機能を応用したふらつき防止機能もあります。
先行車発進お知らせ機能
先行車が約5m以上離れても、自車が停車し続けた時に、ブザー音とメーター内の表示によって、ドライバーに先行車の発進をお知らせします。
ハイビームアシスト機能
前方に対向車や先行車がいる場合などにはロービーム。それ以外はハイビームと自動で切り替えてくれます。これが地味に便利です。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)が全車速に対応していないのは減点
とっても便利なACCですが40km/h以下には対応しませんでした。電動パーキングブレーキも採用されていないのでしょうがないといえばしょうがないですが...
流れ的に今後ACCは全車速対応になると思われますのでこの点は残念。
5年以上乗ることを考えると全車速対応していないと古いと思うかもしれません。
それにACCの便利さが身に染みてわかるのは高速道路をスイスイ走っている時ではなく渋滞に巻き込まれた時です。そういった点で追従してストップまでしてくれないのは減点ポイントでしょう。
最近の欧州車のACCは街乗りでも有用です。新型スイフトのACCは限られたところでしか便利さを発揮できないでしょう。惜しい。
新型スイフトの価格・グレード・燃費
XG
直列4気筒 1.2Lデュアルジェット自然吸気直噴エンジン
2WD:1,343,520円(5MT)JC08モード燃費:23.4km/L
2WD:1,343,520円(CVT)JC08モード燃費:24.0km/L
4WD:1,497,960円(CVT 4WD)JC08モード燃費:22.8km/L
XL
直列4気筒 1.2Lデュアルジェット自然吸気直噴エンジン
2WD:1,463,400円(5MT) JC08モード燃費:22.6km/L
2WD:1,463,400円(CVT) JC08モード燃費:24.0km/L
4WD:1,617,840円(CVT) JC08モード燃費:22.8km/L
HYBRID ML
直列4気筒 1.2L デュアルジェット自然吸気直噴エンジン+
モーターのS-エネチャージ
2WD:1,625,400円(CVT) JC08モード燃費:27.4km/L
4WD:1,779,840円(CVT) JC08モード燃費:25.4km/L
セーフティパッケージを装備すると+約10万円となります。
ハイブリッドモデルでも車重は900kgと考えられない軽さを実現しています。かなり走りが楽しい車になりそうです。
スイフトスポーツの発売は?
スイフトスポーツですがもちろん用意されています!!フルモデルチェンジ予定は2017年3月です。1.4L直噴ターボエンジンが搭載される見込みです。
車重が軽くなっているので、いったいどんな走りを見せてくれるのか期待が高まります。
新型スイフトの総評
かなりエクステリアがカッコいいのはもちろん内装にも力が入っていていい車だなと思います。
安全装備に関してはあって欲しいものは一通りそろっています。価格を考えれば素晴らしいです。
ただ標準装備ではなくセーフティパッケージ装着車のみのオプションであることには注意が必要です。
これは見かけ上の価格を抑えるためには仕方ないことですが...
あとは電動パーキングブレーキとACC40km/h以下未対応をどう考えるかで評価が分かれそうです。
ただ、価格を考えればよくここまでやってくれたというべきでしょう。
写真出典:COPYRIGHT SUZUKI MOTOR CORPORATION.