大人にも見て欲しい『ベイマックス』が地上波初登場
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12月23日の金曜ロードショーで『ベイマックス』の地上波初放送が決定しました。
アカデミー賞長編アニメ部門を受賞し、実力は折り紙つき。自信をもってオススメできる作品です。
せっかく地上波でやるんだからたくさんの人に見て欲しい!!
けっこう『ベイマックス』について間違った印象を持っている人が多いのではないでしょうか。
感動ものであまっちょろい作品だと誤解していませんか?
CMが感動路線を押し出し過ぎた
これが原因で大人の人は敬遠しているかもしれません。
でも、ちょっと待ったぁぁぁ
その認識間違っています。今から『ベイマックス』の本当の魅力を伝えたいと思います。
『ベイマックス』はヒーローアクションもの
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まだ見ていない方は『ベイマックス』をどんな作品だと思っていますか?
おそらくロボットの感動ものと思っているのではないでしょうか。
『ベイマックス』は間違いなくロボットがでてくる感動ものなんですが、それと同時にヒーローアクションものでもあります。
原作はアメコミの『BIG HERO 6』
マーベルコミックの『Big Hero 6』が原作なんです。マーベルコミックといえば『アイアンマン』や『スパイダーマン』が有名ですね。マーベルがディズニーに買収されたので今回の『ベイマックス』の3DCGアニメ化が実現しました。
もとはといえば3DCGアニメはピクサーが作っており、それをディズニーが取り込んでいます。
どんどん買収で大きくなるディズニー。最近ではスターウォーズも取り込み良質なエンターテインメントは全部吸収するつもりでしょうか...
『ベイマックス』はディズニー×ピクサー×マーベルの良いとこどりで作られた最強の作品です。前半はマーベルコミックの要素が強く、なまぬるくない。後半はディズニー&ピクサーの良い部分が色濃く出ていて感動できます。伏線の張り方は本当に見事!!
しつこい感動はちょっと苦手という方にも断然オススメできます。鑑賞後はカラッとした感動があなたを包みこみます。
主人公は日本人の14歳の少年
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主人公の名はヒロ・ハマダ。日本人の少年です。物語の舞台もサンフランソウキョウという架空の都市なのですが、お察しの通りサンフランシスコと東京を掛け合わせた都市です。
ディズニー・ピクサーの映画で日本を取り入れてもらえるのはなんだか嬉しいですね。公開された時にはもう既にハリウッドは中国に舵を取っていましたから...
それにこの圧倒的なクオリティ。日本人なら絶対見るべきです。
短い中にギュッと詰まった良作
上映時間は1時間 42分。見ていて飽きる部分が一切ない。
ずーと映像の世界に入りっぱなしです。この辺はかなり練られているなと感じました。
無駄をそぎ落とした良作です。
もしかしたらちょっと短い、もっと見てみたいと感じる人がいるかもしれません。わたしももっと長くてもよかったかも思いました。もっともっと作品の世界観や登場人物たちを掘り下げても面白かったかなと。
その辺は『ベイマックス2』が作られることに期待しましょう。
間違いなくあえて削って冗長にならないようにしていますね。さすがディズニー・ピクサー。
質の異なった感動が優しく包みこんでくれる
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わたしは感動ものが苦手です。特に人が死んでそこで感動させようっていう映画は大嫌い。
その点『ベイマックス』は本当に凄い。ディズニー・ピクサーが考えに考え抜いて作った作品なのに、感動させようという場面に入っても押しつけがましくない。
感動の押し売りがない。
というより伏線がわかりやすく張られているので待ってましたという感じ。べたな展開に感動してしまうこと間違いナシ!!
ベイマックスの優しさは兄譲りだとか考えていたらもうね。泣けますよほんと。
まとめ
以上がベイマックスを大人にも見て欲しい理由です。
ディズニー・ピクサーをなんとなくNGにしている方は絶対見て欲しいです。後悔させません。マーベル要素もあるので一風変わった作品です。
主人公が日本人であること。無駄のないノンストップな作品であること。
そしてなんといっても感動が苦手でも楽しめる点が本当におすすめです。
12月23日はぜひ金曜ロードショーで『ベイマックス』を見ましょう!!
時間は9時から
Don't miss it.